ノート入力中に自動保存が作動すると、そのマップを閉じて、再び開いたときにノートが文字化けすることがあります。この原因と予防策を紹介します。
原因
FreeMindにはバックグラウンドでマップを自動保存する機能があります。
FreeMindには、「ノートの入力中に自動保存が作動すると、自動保存が作動したタイミングで入力していた箇所に<content ename="content">というコードが挿入される」というバグがあります。このコードが、文字化けを引き起こす原因です。
ノートウィンドウには、「レイアウト表示」画面と「HTMLコード表示」画面があります。通常の入力には、レイアウト表示画面を使います。レイアウト画面では、HTMLコードを見ることができません。自動保存のときに挿入される<content ename="content">というコードは、「レイアウト表示」画面には現れず、「HTMLコード表示」画面でしか見ることができません。
予防策
自動保存の間隔を空けることでリスクを回避しましょう。ツールバーの「環境設定」を開きます。デフォルトでは、「環境」画面の「自動保存」の「自動保存間隔」が「60000」ミリ秒(60秒)になっています。
そこで、末尾に0を1つ加えて10分間隔、または2つ加えて100分間隔にするとよいでしょう。なお、「2000000000」に設定すると、自動保存が無効になります。下図の(2)参照
対処法
ノートの入力中には「自動保存」に気をつけ、「自動保存」が作動したら、<content ename="content">というコードを削除します。
自動保存が作動すると、FreeMindの画面の左下に「マップは自動保存されました。」というステータスが表示されます。
このステータスが表示されたタイミングで入力していた箇所に、<content ename="content">というコードが挿入されてしまいます。その場合は、ノートウィンドウ左下の「HTMLコード表示」タグをクリックします。ノートウィンドウの横スクロールバーをスクロールして、<content ename="content">というコードが探します。<content ename="content">というコードが現れたら、そのコードを過不足なく削除します。
ノートウィンドウ左下の「レイアウト表示」タブをクリックして、再びノートの入力に戻ります。
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